都議選
「都民ファースト」知名度頼み 歌手や元アナ
毎日新聞
2017/5/12 20:23(最終更新 5/12 20:51)
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東京都議選(7月2日投開票)に向け、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が、多彩な候補者の擁立を進めている。実績がある元都議や区議、知名度が高い歌手や元民放テレビ局アナウンサーらが顔をそろえる。現職が少ない新政党は、どのように候補者を選んでいるのか。
新人で南多摩から出馬する斎藤礼伊奈さん(38)は「lecca(レッカ)」の名前で活動するシンガー・ソングライターだ。中学時代に政治に関心を持ち早稲田大政治経済学部に入学したが、在学中に音楽の道を志して活動を開始した。「音楽活動を通じて社会制度からこぼれ落ちてしまった人たちの声を聞いた。その声を丁寧にすくい政治に反映する必要性を感じてきた」。出産後には待機児童問題にも直面し、保育充実などについても関心が高まったという。
定数2の南多摩には他に、自民党現職の小礒明氏(65)、共産党新人の菅原重美氏(68)、諸派新人の伊沢浩美氏(52)、無所属現職の石川良一氏(65)が立候補を表明している。
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