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桜を見る会

安倍首相主催の「桜を見る会」に首相の後援会関係者が多数招待され、「公費の私物化」と批判されています。

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「桜を見る会」安倍政権で拡大 支出は当初予算の3倍 「政権近い人招待」と批判も

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「桜を見る会」で招待客の「ももいろクローバーZ」のメンバーらと記念撮影する安倍首相(中央)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日午前9時56分、喜屋武真之介撮影
「桜を見る会」で招待客の「ももいろクローバーZ」のメンバーらと記念撮影する安倍首相(中央)=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日午前9時56分、喜屋武真之介撮影

 首相が主催し、毎年4月に新宿御苑で開く「桜を見る会」の参加者が、2012年末に第2次安倍内閣が発足してから増え続けている。その結果、開催費用も膨らみ、18年は、所管する内閣府が当初見込んだ予算の約3倍にあたる5229万円が支出された。

 桜を見る会は「首相が各界で功労・功績のあった人を招き、日ごろの苦労を慰労して、親しく懇談する内閣の公的行事」(菅義偉官房長官)。今年は4月13日に開かれ、歌舞伎俳優の市川猿之助さんやアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーら約1万8200人が出席した。

 安倍晋三首相は13年、東日本大震災や北朝鮮のミサイル発射予告への対応で2年連続で中止されていた桜を見る会を3年ぶりに開き、約1万2000人が参加した。参加者は、14年は約1万4000人▽15年は約1万5000人▽16年は約1万6000人▽17年は約1万6500人▽18年は約1万7500人――と増え続けている。第2次安倍政権の発足前までの出席者数は1万人前後で推移していた。

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