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河井案里氏1.5億円にざわつく自民 下村氏「総裁か幹事長の判断」

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昨年の参院選前に自身と夫の河井克行前法相がそれぞれ代表を務める政党支部に、自民党本部から計1億5000万円の資金が入ったことについて記者団の質問に答える河井案里参院議員=国会内で2020年1月23日午後0時5分、川田雅浩撮影
昨年の参院選前に自身と夫の河井克行前法相がそれぞれ代表を務める政党支部に、自民党本部から計1億5000万円の資金が入ったことについて記者団の質問に答える河井案里参院議員=国会内で2020年1月23日午後0時5分、川田雅浩撮影

 2019年7月の参院選広島選挙区(改選数2)で初当選した自民党の河井案里参院議員側に対し、党本部から約1億5000万円の選挙資金が振り込まれていた問題を巡り、自民党内がざわついている。相場の「10倍」とされる金額に驚く声が上がったが、安倍晋三首相(自民党総裁)側近の下村博文選対委員長が、首相か二階俊博幹事長の判断だと示唆したことで、波紋が広がっている。

 下村氏は23日のBS日テレの番組で「党本部(からの振り込み)ということであれば、幹事長、あるいは総裁の判断ということになる」と指摘。当時は党憲法改正推進本部長だったこともあり「特定はできない。それ以外かもしれないし、どこの指示かは分からない」とした上で、「でもそういうレベルだ」と繰り返した。

 さらに通常は都道府県連を通すとし、「候補者に直接党本部が政治資金を含めて選挙活動費を振り込むのはあり得ない話だ」と強調。金額に関し「ちょっと想像を超えている。接戦で厳しいところには…

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