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バーチャルリアリティー(VR=仮想現実)を利用し、あたかも故郷でおばあちゃんと食卓を囲んでいるような気分になる動画「バーチャン・リアリティ」を兵庫県南あわじ市が制作し、インターネット上で話題を集めている。市は「動画で田舎の温かみを知ってもらい、実際に足を運ぶきっかけになってもらえれば」と話している。【永井大介】
都会で孤食が問題となる中で、同市の食の拠点推進課は「南あわじ市などの田舎やそこに住む高齢者が、社会のいやしを担っていけるのではと考えて動画を作った」と話す。おばあちゃんと朝食を取る「朝ごはん」、家族や地元住民らも交えてにぎやかな時を過ごす「夜ごはん」の2編構成で、帰郷の雰囲気を演出した動画は、自治体のプロモーション動画としては16万回超と異例の視聴回数となっている。
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