台風5号

九州豪雨の被災地も緊張 避難所新たに開設へ

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台風による記録的な大雨で冠水した国道58号=鹿児島県奄美市で2017年8月5日午後4時7分、神田和明撮影
台風による記録的な大雨で冠水した国道58号=鹿児島県奄美市で2017年8月5日午後4時7分、神田和明撮影

 強い台風5号の強風域に入った鹿児島県・奄美地方は5日、豪雨に見舞われ土砂崩れや浸水などの被害が出た。台風は6日昼過ぎに九州南部に上陸する恐れがあり、九州北部豪雨の被災地も警戒を強めている。

 奄美地方では道路の冠水などが相次ぎ、島南部の瀬戸内町では、土砂崩れによる通行止めで6集落が孤立した。奄美市でも市道沿いの高さ60メートル、幅30メートルの崖が崩れたため2集落計113世帯178人が孤立した。

 奄美市名瀬の国道58号では冠水による交通規制を実施し、地元の消防団員らが通行車両を誘導するなどしていた。近くの住民は「早く台風が去ってくれれば」とうんざりした様子で話した。

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