北朝鮮

暗殺に現地人活用 数年前から、韓国内で指摘

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国外退去処分を受け成田空港で北京行きの飛行機に乗り込む金正男氏とみられる男性=2001年、毎日新聞・竹内幹撮影
国外退去処分を受け成田空港で北京行きの飛行機に乗り込む金正男氏とみられる男性=2001年、毎日新聞・竹内幹撮影

 【ソウル米村耕一、大貫智子】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)がマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された事件は、北朝鮮の工作員がインドネシアなど複数国の男女を巻き込んだ組織的な犯行だった可能性が高まっている。韓国内では「北朝鮮はテロ国家指定を避けるため、数年前から暗殺などに外国人を使う手法に切り替えていた」との指摘が出ている。

 マレーシア警察は19日の記者会見で、それまでに逮捕した4人のほかに、北朝鮮国籍の男4人を容疑者として発表した。

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