川崎3人転落死

元施設職員に死刑判決 横浜地裁

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入所者3人が転落死した有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。入所者3人はいずれも敷地内の裏庭(下)で倒れているのが見つかった=川崎市幸区で2016年2月16日、本社ヘリから竹内紀臣撮影
入所者3人が転落死した有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。入所者3人はいずれも敷地内の裏庭(下)で倒れているのが見つかった=川崎市幸区で2016年2月16日、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者3人が転落死した事件で、3件の殺人罪に問われた元施設職員、今井隼人被告(25)の裁判員裁判の判決で、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)は22日、求刑通り死刑を言い渡した。

 今井被告は公判で「何もやっておりません」と一貫して無罪を主張。転落死は事故や自殺の可能性があり、事件だとしても被告が犯人だと裏付ける客観的証拠は一切ないとした。逮捕直前に3人の殺害を認めたとされる自白は「取調官の圧迫や誘導により、意に沿…

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