五輪調査中間報告

スポーツ界猛反発 長時間の議論、泡に

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
東京五輪・パラリンピック調整会議後、記者の取材に応じる小池百合子東京都知事=東京都千代田区の文科省で2016年9月29日午前8時58分、後藤由耶撮影
東京五輪・パラリンピック調整会議後、記者の取材に応じる小池百合子東京都知事=東京都千代田区の文科省で2016年9月29日午前8時58分、後藤由耶撮影

 都政改革本部の調査チームが29日、2020年東京五輪・パラリンピックの会場の建設中止など大幅な見直しを提言したことに、スポーツ関係者や競技団体は反発した。この日の大会組織委員会の理事会でも、批判的な意見が相次いでおり、波紋が広がっている。【小林悠太】

 「長い時間をかけて議論を重ねて作り上げてきた。ポンと思いつきで考えたようなもので一気に壊すことをしないでほしい。コスト削減は必要だが、譲れないものがある」

 国内外の競技団体との調整役だった元バレーボール日本代表で組織委の荒木田裕子理事は、理事会でこう発言したという。

この記事は有料記事です。

残り513文字(全文773文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月