高齢者定義

社会保障、後退の恐れも 「75歳以上」提言

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 高齢者の定義を「75歳以上」に見直すべきだとする日本老年学会などの提言は、医学的な見地から、65~74歳は十分に社会参加ができる活力と意欲を備えた層だと前向きに評価したものだ。一方で「生涯現役」を強調しすぎると、高齢者が安心して老後を過ごせる社会保障制度が後退する恐れもある。

 厚生年金の支給開始年齢は段階的に65歳に引き上げられている。働き手が減る…

この記事は有料記事です。

残り264文字(全文440文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月