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2020年東京五輪のサーフィン会場に、千葉県一宮町の釣ケ崎海岸が決まった。神奈川・湘南に比べ知名度は低いが、人口約1万2500人の町には「世界最高レベル」ともいわれる良質な波を求めて年間60万人のサーファーが訪れ、移住者も絶えない。「一宮をサーフィンの聖地に」。地元関係者は夢を膨らませた。【渡辺暢】
同海岸には8日朝、住民やサーファーら約200人が集まり、決定を祝った。「TOKYO2020釣ケ崎海岸」のボードを掲げて記念撮影し、馬淵昌也町長は「町の歴史に新たな一ページを添えられる。一宮の名前と文化が世界に広がってくれれば」と期待した。
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