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経済産業省などは19日、今月6日未明の北海道地震発生から道内全域の大停電(ブラックアウト)に至るまでの18分間の北海道電力管内の周波数の推移などのデータを公表した。主力の火力発電所の停止で電力供給が大幅に落ちこみ、北電は3度にわたる強制的な停電で需要を抑え込もうとしたが、需給のバランスがとれずに周波数が急低下し、ブラックアウトに陥った経緯が明らかになった。経産省は複合的な要因が重なったとみて詳細を調べている。
電力会社は電力の需要量と供給量がほぼ同じになるように調整することで、一定の周波数を保っている。周波数が大きく変動すると、発電所などに負荷がかかり、大規模停電などを引き起こす恐れがあるためだ。
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