都知事選
「後出し」続出、深まらぬ議論
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毎日新聞
2016/7/12 21:32(最終更新 7/13 10:13)
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東京都知事選の告示まで2日に迫った12日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が出馬表明し、野党統一候補として擁立された。自民党は分裂選挙で臨む。各党の調整が難航して「後出しじゃんけん」が続き、各候補者の公約に関する議論が深まらないまま、選挙戦に突入する。
都内のホテルの会見場に姿を見せた鳥越氏は笑顔で一礼し、リラックスした様子で「出馬に関するあいさつをさせてもらう」と切り出した。「住んでよし、働いてよし、環境によし。三つのよしのために全力を注ぎたい」と身ぶりを交え約15分間、抱負を語った。
2代続いて都知事が「政治とカネ」の問題で辞任したことに触れ舛添要一前知事を「都民が汗水かいて納めた税金を使っているという意識が飛んでいた」と批判した。「11日夕方に出馬を決めた。まだ1日たっていない」と土壇場の決断を明かし、公約について「ちゃんとしたものはできていない」と述べた。
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