佃島の盆踊

400年の伝統 住民対立で夏の風物詩ピンチ

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老若男女が踊りに興じる「佃島の盆踊」=1946年7月撮影
老若男女が踊りに興じる「佃島の盆踊」=1946年7月撮影

 400年以上の歴史があるとされる東京・中央区の「佃島(つくだじま)の盆踊(ぼんおどり)」が、「江戸の華」といわれるケンカが原因で窮地に陥っている。東京都の無形民俗文化財に指定された東京の夏の風物詩ともいえ、今年は7月13~15日に開かれる予定だ。しかし、長年運営してきた団体と、地元住民が新たに設立した団体が主催権を巡って溝が深まっており、それぞれの日程で2度の盆踊りが開催される可能性も出てきた。両団体から公園の会場使用許可申請書を提出された区側も困惑している。【大村健一/統合デジタル取材センター】

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