毎日新聞リリース

東日本大震災を見つめ続けてきた記者たちと、被災地と震災報道の10年を考えるオンライントークLIVE「私たちは何を伝えてきたか」 3月9日(火)開催

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 毎日新聞社(代表取締役:丸山昌宏)は、10回目の「3・11」を前に、3月9日(火)午後7時から「東日本大震災から10年。私たちは何を伝えてきたか」と題したオンライントークイベントを開催します。今回のイベントの収益は、震災で保護者を亡くした生徒や学生を支援する「毎日希望奨学金」に全額寄付いたします。ぜひご参加ください。

 毎日新聞は、発生直後に取材した被災者家族の「その後」を毎年、記者が定点観測するシリーズ「3・11それから」、被災地で何が起きたかだけでなく、被災者の役に立つ情報にこだわり続けた「希望新聞」など、自分たちにできることは何かという視点で、記事を出稿し続けてきました。

 震災直後に創設した「毎日希望奨学金」もその一環です。読者や団体からの寄付をもとに運営していて、19年度までに、給付を受けた人数は延べ1800人、総額は4億3320万円に上ります。今回のイベントには、希望奨学金を受けて今春卒業する大学生も登場し、直接、「声」を届ける予定です。

 当日は、震災直後から被災地に入り、東京電力福島第1原発事故以降の福島の分断を見続けてきた竹内良和記者と、震災で親を亡くした震災遺児が抱える問題を追いかけてきた関谷俊介記者の二人が、毎日新聞の元村有希子論説委員と共に震災の現在地を報告し、「市民やメディアは震災とどう向き合っていくべきか」について皆さんと一緒に考えます。

<内容>

・私が見た震災の現場

・震災遺児の人生が問いかけるもの

・原発事故がもたらした福島の分断

・市民やメディアは震災とどう向き合っていくべきか

■ご参加のお申し込みはこちらから

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01r303m9aig11.html

<イベント概要>

【日時】3月9日(火)午後7時~8時半ごろ(午後6時半入室開始)

【会場】オンライン会議システム「Zoom」ウェビナーでの開催です

※お申し込みの方にはURLをメールでお知らせします

【対象】どなたでもご参加いただけます

【定員】200名(先着順)

【参加費】1,500円(税別)▽25歳以下 500円(同)

【締切】3月9日(火)正午

※先着順のため、定員に達し次第締め切りとなります

元村有希子(毎日新聞論説委員)
元村有希子(毎日新聞論説委員)

<モデレーター>

元村有希子(毎日新聞論説委員)

1989年毎日新聞社入社。西部本社報道部、下関支局、福岡総局などを経て東京本社へ。2006年には連載「理系白書」で第1回科学ジャーナリスト大賞を受賞。科学環境部長などを経て、2019年から現職。最新刊には「カガク力を強くする!」(岩波ジュニア新書)がある。TBSテレビ「新・情報7DAYSニュースキャスター」などに出演している。

竹内良和(毎日新聞社会部記者)
竹内良和(毎日新聞社会部記者)

<登壇者>

竹内良和(毎日新聞社会部記者)

2000年毎日新聞社入社。神戸支局、福島支局、東京社会部などで勤務し、主に東日本大震災の被災地や東京都政の取材に携わってきた。震災の発生翌日に東北入りし、被災された方の歩みを追うシリーズ「3・11それから」の執筆を始めて春で10年になる。東京オリンピック招致や延期も長くウオッチした。ヒューマンストーリーの執筆が好き。

関谷俊介(毎日新聞社会部記者)
関谷俊介(毎日新聞社会部記者)

関谷俊介(毎日新聞社会部記者)

2002年毎日新聞社入社。宮崎支局で宮崎県綾町の送電線鉄塔建設問題や県知事汚職事件、佐賀支局で九州電力玄海原発における全国初のプルサーマル発電などの取材に携わった。福岡本部報道部では県警、遊軍を担当し、原発労働の偽装請負事件や原子力防災を取材。東京社会部異動後は、主に遊軍記者として東日本大震災からの復興や福島第1原発事故を取材のテーマに据えている。

【ご注意】

※今回のイベントは、オンライン会議システム「Zoom」のウェビナー機能を使用します。事前にZoomをインストールしたパソコンまたはタブレットを用意のうえ、ご参加をお願いします。イベント参加者の映像(音声含む)が映し出されることはありません。

【本件に関するお問い合わせ先】

毎日新聞社D.クリエーションセンター

mai-dcc@mainichi.co.jp

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