共謀罪

「歯止めない国民監視」危惧 大分隠しカメラで

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隠しカメラが設置されていた別府地区労働福祉会館の敷地。設置場所の一つだった木は伐採されていた(手前の切り株)=大分県別府市南荘園の別府地区労働福祉会館で2017年6月7日午後4時50分、池内敬芳撮影
隠しカメラが設置されていた別府地区労働福祉会館の敷地。設置場所の一つだった木は伐採されていた(手前の切り株)=大分県別府市南荘園の別府地区労働福祉会館で2017年6月7日午後4時50分、池内敬芳撮影

 「歯止めなく国民を監視する社会にしようとする動きだ」。昨年6月に大分県警別府署員が選挙違反捜査のため野党支援組織が入る施設敷地内に隠しカメラを設置した問題を振り返り、施設を管理する連合大分東部地域協議会の矢須田士(やすだ・ものぶ)事務局長は「共謀罪」を危惧する。

 別府署員は昨夏の参院選公示日前後に、民進、社民両党の支援組織が入る施設の敷地内に許可なく5回侵…

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