新潟県知事選

「原発反対、民意だ」支持者、喜びに沸く

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当選が確実となり、花束を抱えて笑顔を浮かべる米山隆一氏=新潟市中央区で2016年10月16日午後9時23分、小川昌宏撮影
当選が確実となり、花束を抱えて笑顔を浮かべる米山隆一氏=新潟市中央区で2016年10月16日午後9時23分、小川昌宏撮影

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が争点になった16日の新潟県知事選で、脱原発を掲げた野党候補の医師、米山隆一氏(49)が自民、公明推薦の前長岡市長、森民夫氏(67)らを破り、初当選した。同原発6、7号機では原子力規制委員会が安全審査中で、新知事は審査合格が出た後に再稼働を認めるか否かの判断を求められる。新潟市中央区の事務所で支持者は「再稼働にノーと言える知事の誕生だ」と喜びに沸いた。

 初当選が決まり、支持者らと万歳三唱した米山氏は「原発反対の民意が示された。(原発容認派も)同じ県民なので真摯(しんし)に話して、一つの方向を目指していく」と訴えた。

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