大分・車突入

混み合う病院に悲鳴 患者、逃げ惑う

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病院内に突っ込んだ軽乗用車=大分市で2017年5月2日午前11時6分、尾形有菜撮影(画像の一部を加工しています)
病院内に突っ込んだ軽乗用車=大分市で2017年5月2日午前11時6分、尾形有菜撮影(画像の一部を加工しています)

 高齢ドライバーによる病院での事故がまたも起きた。大分市中心部の大分中村病院に2日、軽乗用車が突っ込み、10人以上がけがをした事故。運転していたのは70代の女性とみられる。午前の診療で混み合う病院のロビーに悲鳴が響き、居合わせた患者や見舞客らは逃げ惑った。

 89歳の父の受診のため、一緒に病院を訪れた同市内の60歳女性は、車が突っ込んだ3人掛けソファの隣の列に座っていたという。「目の前で車が止まった。すさまじい光景で、まさかこんなことが起こるなんて」と絶句。「隣の列に座っていたら、自分がけがをしていたと思う」と青白い顔で話した。

 自分の目の前まで車が突っ込んで来たという田中信雄さん(64)は「『バーン、ガシャーン』と音がして、びっくりした。何人か倒れてぐったりしていた」と驚いていた。

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