福島・避難指示解除

自治体、苦渋「まち残し」

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国は避難者の自立促す

 「一言で言うと生き残り、『まち残し』なんです」。福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長は1月下旬の町民説明会で、3月末に避難指示を解除する政府方針について、暗に理解を求めた。原発被災地を新産業の拠点にする国の方針に触れ、「企業誘致は他町村も立候補している。これは浪江町の百年の大計。誘致しないと、町はダメになる」とも訴えた。2月には富岡町の宮本皓一町長も「このままでは町が途絶えてしまう」として、政府の4月1日解除案を…

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