森友学園

小学校認可先送り検討 大阪府、4月開校は困難

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ごみと土砂の分別作業が進む森友学園の小学校用地=大阪府豊中市で、米山淳撮影
ごみと土砂の分別作業が進む森友学園の小学校用地=大阪府豊中市で、米山淳撮影

 大阪府は、大阪市の学校法人「森友学園」が同府豊中市で4月に開校を予定している小学校「瑞穂の国記念小学院」の認可判断を先送りする方向で検討に入った。財務状況への懸念に加え、国から取得した用地にごみを含んだ土砂が積み上げられていることが2月下旬に判明し、開校までに汚染調査や搬出作業が完了するめどが立っていないことなどが理由。府私立学校審議会(私学審)は引き続き認可に向けた議論を続けるが、開校は早くても来年4月になる見通しだ。

 私学審は2015年1月の臨時会で、寄付金の受け入れ状況などを今後報告するとの条件付きで、学園による小学校設置を「認可適当」と答申していた。府は3月下旬に予定されている私学審での意見を踏まえ、最終的に判断する。

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