ギタリスト

左手で弾き続ける…半身まひ、リハビリで再起

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ハンマリングでメロディーを奏でる湯上さん=東京都八王子市で、2016年10月18日、蒔田備憲撮影
ハンマリングでメロディーを奏でる湯上さん=東京都八王子市で、2016年10月18日、蒔田備憲撮影

 脳出血による後遺症で右半身まひとなった湯上(ゆがみ)輝彦さん(40)=東京都八王子市=が、プロギタリストとしての再起を目指し、本格的な活動を再開した。右手は動かず、左手一本で弦をたたく奏法で練習を重ね、11月にもイベントで演奏会を開く。「ギターが無ければ生きていられない。この体とともに、弾き続けたい」。新しい人生の歩みが始まった。【蒔田備憲】

 湯上さんは宮崎市出身で、ギターは13歳から始めた。レストランや映像制作会社で働きながらバンド活動を続け、2008年に和楽器と洋楽器と融合させたバンドでCDデビューも果たした。

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