五輪調査中間報告

高額3施設に縮小要求 代替地は歓迎

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東京五輪の会場計画
東京五輪の会場計画

 東京都の都政改革本部の五輪・パラリンピック調査チームは中間報告で、都が新設・整備する競技会場8施設のうち予算が高額になった3施設に関し建設中止や縮小を含めた抜本的見直しを求めた。

 カヌー・スプリントとボートの競技会場「海の森水上競技場」(東京湾岸)は7月に着工され整備費491億円。中間報告は海特有の強い風や波が懸念されるとして、構造が単純で維持費も安い仮設への見直しや代替地での開催を提案した。

 代替地の最有力候補には「東日本大震災からの復興五輪と位置付けてきたにもかかわらず、東北では宮城県のサッカー予選しか予定されていない」として、宮城県登米(とめ)市の「長沼ボート場」を挙げた。他にコスト面や利便性などから埼玉県戸田市の彩湖と岐阜県の長良川を提示した。

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