夏の高校野球
集中打で逆転 作新学院が54年ぶり優勝
毎日新聞
2016/8/21 16:16(最終更新 8/22 01:40)
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第98回全国高校野球選手権大会は14日目の21日、決勝戦で作新学院(栃木)と北海(南北海道)が対戦。集中打で逆転した作新学院が北海に快勝、1962年に史上初の春夏連覇を達成して以来54年ぶり2度目の優勝を果たした。
〇作新学院(栃木)7−1北海(南北海道)●(21日・甲子園、決勝)
作新学院が1点を追う四回、北海のエース・大西の球筋を見極め、攻略した。二つの四球と藤野の中越え二塁打で無死満塁とし、篠崎の一塁ゴロが敵失を誘って同点。鮎ケ瀬、今井の連続適時打で大西を降板させた。続く山本も代わった左腕・多間から右翼線2点二塁打を放ち、この回計5点を挙げて逆転。主導権を奪い返した。
先発右腕の今井は二回に先制を許したが、140キロ台後半の威力ある直球に鋭く曲がるスライダーとカットボールを交え、9奪三振で完投。球威は終盤まで衰えず、三回以降は封じ込んだ。
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