北朝鮮ミサイル

早朝警報に驚き 行政へ問い合わせ殺到

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非常用の持ち出し袋を背負い、頑丈な建物を探す市民=青森県弘前市で2017年8月29日午前6時30分、藤田晴雄撮影(画像の一部を加工しています)
非常用の持ち出し袋を背負い、頑丈な建物を探す市民=青森県弘前市で2017年8月29日午前6時30分、藤田晴雄撮影(画像の一部を加工しています)

 北朝鮮による早朝のミサイル発射で、政府は北海道から東日本までの12道県に及ぶ広い範囲で全国瞬時警報システム(Jアラート)を作動させた。午前6時過ぎ、テレビでは、頑丈な建物や地下への避難を求める画面が流れ続け、警報が鳴り響いた地域もあった。同14分にはミサイル上空通過のアラートが流れ、多くの人々は冷静だったが、地下鉄の駅に避難したり、行政機関に問い合わせが相次ぐなど不安を募らせる住民もいた。【源馬のぞみ、田所柳子、藤田晴雄】

 ミサイルは北海道上空を通過した。道庁では午前6時過ぎから危機対策課などが情報収集。テレビ会議に参加した高橋はるみ知事は「道の上空通過はこれまでにない極めて重大かつ深刻な事態で、断じて容認できない」と語気を強めた。

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