骨太素案

教育無償化財源どこに 社会保険料上乗せも

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 骨太の方針の素案には、安倍晋三政権が重視する幼児教育・保育の早期無償化が盛り込まれた。だが、財源を巡る議論は難航も予想される。一方、財政健全化については新指標が盛り込まれた。経済成長を重視する安倍首相の意向が反映されたとみられ、財政再建への道筋は不透明さを増している。【大久保渉、桐野耕一】

 「成長と分配の好循環を加速させるには、人材への投資がカギとなる」。安倍首相は2日の経済財政諮問会議で、幼児教育・保育の無償化など教育分野に手厚く予算配分する考えを強調した。

 幼児教育・保育の無償化には年7000億円以上が必要とされる。財源については年内に結論を出す方針で▽財政の効率化▽税▽新たな社会保険--の3案が示された。

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