特集

核兵器禁止条約

核兵器開発などを初めて全面的に禁じる核兵器禁止条約が21年1月22日に発効しました。核軍縮の前進につながるか注目されています。

特集一覧

核兵器禁止条約

交渉会議が開幕 日本から被爆者も参加

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 【ニューヨーク國枝すみれ】核兵器禁止条約の第2回交渉会議が15日午前10時(日本時間同日午後11時)すぎ、米ニューヨークの国連本部で開幕した。100カ国以上が討議し、7月7日までに条約案を採択する見通しだ。米露など核兵器保有国は核兵器を非合法化する条約だと反発して参加を拒否。米国の核の傘に依存する北大西洋条約機構(NATO)諸国や日本政府も参加を見送った。日本からは、開幕日に松井一実・広島市長が演説。

 会議に先立つ14日、松井市長は国連の軍縮部門を率いる中満泉事務次長と会談し、条約成立後に核兵器保有国などが加盟できる形にしてほしいと要望した。会議には、広島で被爆した藤森俊希さん(73)、長崎で被爆した朝長万左男さん(74)らも参加した。

この記事は有料記事です。

残り436文字(全文759文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月