ドイツ

G20反対デモ、警官と衝突 ハンブルク

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 【ハンブルク中西啓介】G20首脳会議に反対するデモ行進が6日夜(日本時間7日未明)、ハンブルク港近くで開かれた。一部参加者が警官隊にれんがなどを投げ、駐車してある車に火を付けるなどして暴徒化。警察が放水車を使ってデモを制圧する事態に発展した。警察は少なくとも警官76人が負傷したと発表。主催者側の情報によると、50人以上が拘束された。

 「ようこそ地獄へ」と題して行われたデモには、G20に反対する左派活動家ら約1万人が参加。6日午後4時(日本時間同午後11時)ごろから、港にある魚市場近くの広場で集会をし、その後デモ行進を開始した。地元警察によると、禁止されている覆面をかぶった約1000人を他の参加者から隔離しようとしたところ、瓶や棒を投げつけ暴れたという。警察は催涙スプレーや放水車で暴徒を制圧。主催者は午後8時にデモ中止を発表し…

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