稲田氏発言

与党内からも交代論高まる 内閣改造に合わせ

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稲田朋美防衛相=後藤由耶撮影
稲田朋美防衛相=後藤由耶撮影

 稲田朋美防衛相が東京都議選(7月2日投開票)の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と発言した問題を受け、与党内では、安倍晋三首相が検討している内閣改造に合わせ稲田氏の交代を求める声が高まっている。首相は、野党が求める稲田氏の即時罷免には応じない構えだが、内閣改造時の交代については慎重に検討するものとみられる。

 岸田文雄外相は自らの派閥の会合で「都の政策議論よりも国会議員に関わる言動によって党のイメージが落ち、選挙に悪い影響を与えている」と懸念を示した。首相は9月の自民党役員の任期満了までに、党人事と合わせて内閣改造を行うことを検討している。与党幹部は「次の内閣改造で稲田氏を交代させた方がいい」と明言。自民党閣僚経験者は「もっと早く辞めさせておくべきだった」と稲田氏を擁護してきた首相の対応に疑問を呈した…

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