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長年、被爆者運動の中心となってきた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)事務局長(85)=埼玉県新座市=が毎日新聞の取材に応じ、6、7両日に開かれる定期総会で退任する意向を示した。在任20年の節目を機に「新しい世代に託したい」と述べた。運動は続ける考えで「核兵器をなくすため、これまでの経験を生かし、自分なりの方法で関わりたい」と意欲も見せた。
田中さんは旧制長崎県立長崎中1年だった13歳の時、長崎の爆心地から3.2キロの自宅で被爆した。奇跡的にけがはなかったが、伯母ら親族5人を亡くした。
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