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議員や運動家らの身柄拘束も相次ぐ
【台北・福岡静哉】7月1日に英国から中国への返還20周年を迎える香港で、民主派勢力が苦境に立たされている。毎年恒例のデモ行進で出発会場となるビクトリア公園の使用許可が得られず、議員や運動家らの身柄拘束も相次ぐ。記念式典が開かれる1日に合わせて中国の習近平国家主席が就任後初めて香港を訪れるとみられ、民主派は「香港政府はデモを小規模に抑え込むつもりだ」と憤っている。
香港の民主派にとってビクトリア公園は重要な場所だ。反乱・扇動などを禁じる国家安全条例案を香港政府が公表したことに反発した市民が2003年7月1日、公園を出発点に大規模なデモ行進をし、以降、毎年恒例化した。
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