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富岡町は4月1日
政府は、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示を福島県浪江町・飯舘村・川俣町で31日に、富岡町で4月1日に解除する。今回の解除で避難指示区域の面積は当初の3割まで縮小するが、当面の帰還住民は1割に満たない見通し。生活インフラや放射線量への不安が根強く、生活基盤が避難先に移ったのも要因だ。
原発事故後、11市町村に広がった避難指示は2014年4月から順次解除。今回は4町村の「避難指示解除準備区域」と「居住制限区域」(計約3万2000人)が対象で、放射線量がより高い「帰還困難区域」は含まれない。面積は現在の3区域に設定された13年の約3割(369平方キロ)まで縮小する一方、7市町村に残る帰還困難区域は解除されず、第1原発が立地する大熊・双葉両町は全域で避難が続く。対象人口は約2万40…
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