カワセミ

くちばしに異常 雄「ミドリ」ただ今、治療中

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くちばしの治療を受けているアオバネワライカワセミのミドリ=多摩動物公園で2016年10月28日、斉藤三奈子撮影
くちばしの治療を受けているアオバネワライカワセミのミドリ=多摩動物公園で2016年10月28日、斉藤三奈子撮影

東京・日野の多摩動物公園 命を救うため続く試行錯誤

 くちばしの一部がえぐれてしまったアオバネワライカワセミの治療が、多摩動物公園(東京都日野市)で進められている。餌をとるくちばしの異常は命の危機につながる一大事。歯科用の特殊材料からホームセンターで買った接着剤までさまざまな素材を試し、患部を保護する詰め物を4カ月間で8回交換するなど、命を救うための試行錯誤が続く。

 アオバネワライカワセミは豪州北部などに生息する。園で2012年2月から飼育されている雄「ミドリ」の上くちばしの左側に、長さ3~4センチのえぐれが見つかったのは今年6月だった。

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