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防衛省、新システム「イージス・アショア」導入決める
【ワシントン秋山信一】防衛省は、弾道ミサイルを大気圏外で迎撃する海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を陸上に置く新システム「イージス・アショア」の導入を決めた。ミサイル発射警戒のため洋上に張り付いてきた海上自衛隊のイージス艦の柔軟な運用が可能になる。2018年度予算案の概算要求に盛り込む。
イージス・アショアは1基700億~800億円とされる。概算要求では金額を明示しない「事項要求」にとどめ、年末の予算編成時に基本設計費を計上する予定だ。イージス艦を洋上に展開する必要がある海上型と異なり、陸上型は常時配備が可能なことから、迎撃態勢の強化を図る。
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