ツイート「検閲」検討　失言予防、捜査対策

　【ワシントン岩佐淳士】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）は２６日、米政権内部でトランプ大統領のツイッターに対する法律チームの事前審査が検討されていると報じた。過激なツイートを繰り返すトランプ氏の「失言」対策とみられる。

　政権はロシア政府とトランプ氏陣営の協力による米大統領選介入疑惑などを受け、態勢見直しを検討しており、ツイッターの審査はその一環という。

　トランプ氏はツイッターで「米国人の敵だ。病気だ」とメディアを攻撃したり、「オバマ前大統領がトランプタワーに盗聴器を仕掛けた」と根拠のない発言をしたりするなど物議を醸してきた。