トランプ大統領

深刻さ増す「ロシア疑惑」

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捜査中止要請、米メディアが報道

 【ワシントン高本耕太】米メディアは16日、トランプ大統領が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官を解任する前、ロシア側との不適切な接触で辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の捜査をやめるよう要請したと報じた。政権のロシアを巡る疑惑が深刻さを増す中、議会からは司法妨害について独立捜査を求める声が上がっている。

 報道によると、フリン氏が辞任した翌日の2月14日、トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室でコミー氏に対し、「捜査を手放してくれないか。きっぱりと終わりにしてほしい。フリンはいい人間だ」と語った。コミー氏は「フリン氏がいい人だとは分かっている」とだけ答えた。トランプ氏はメディアへの情報漏えいに不満を表し、機密情報を報じた記者を投獄すべきだとも主張したという。

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