英国

メイ首相、支持率が急落 「辞任すべきだ」48%

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 【ロンドン三沢耕平】英国の総選挙(下院選、定数650)で過半数割れまで議席を減らしたメイ首相の支持率が急落している。大手調査会社「YouGov」が総選挙後に実施した調査によると、メイ氏と最大野党・労働党のコービン党首のいずれが首相にふさわしいかとの問いに対し、両氏が39%で並んだ。解散が決まった4月時点ではメイ氏が30ポイント以上リードしていただけに、総選挙を経て信頼を失った格好だ。

 メイ氏の去就については「辞任すべきだ」が48%で、「続投すべきだ」の38%を上回った。別の調査会社「サーベーション」の調査では、41%が「即座に辞任」、20%が「6カ月以内に辞任」が適切だと回答。政党支持率でもメイ首相率いる保守党が39%、労働党45%となり、メイ氏が首相に就任した昨年7月以降、初めて労働党に逆転を許した。高い支持率を背景に解散を表明した2カ月前から一転、世論が厳しい視線を向け始…

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