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長崎県・対馬で撮影されたカワウソはどこから来たのか--。朝鮮半島由来のユーラシアカワウソの可能性が高いと指摘されているが、日本で絶滅したとされるニホンカワウソの生き残りであることも否定できない。7月から調査に乗り出している環境省の担当者は8月下旬にも再び現地入りし、ふんを採取するなどして調査を進める方針だ。【五十嵐和大、阿部周一、伊藤奈々恵】
環境省によると、7月11~18日の調査で島内でカワウソのふん7個が見つかり、そのうちDNA型の分析が可能な2個を詳しく調べた。その結果、これが別々の個体のもので、少なくとも2匹いる可能性があることが判明した。ただ、推定1~2カ月たった古いもので、ニホンカワウソのものか、ユーラシアカワウソのものかは判別できなかった。同省の担当者は「調査範囲を広げるなどして、新鮮なふんを見つけたい」と話した。新鮮な…
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