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自民党の松山政司、民進党の榛葉賀津也の両参院国対委員長は8日、国会内で会談し、「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)の同日中の参院内閣委員会での採決を見送り、12日に参考人質疑を行うことで合意した。自民党は週内の9日の参院本会議で成立させることを目指していたが、断念した。14日の会期末までに成立させる方針は崩していない。
自民側は8日の内閣委での採決を求めていたが、榛葉氏がこの日の会談で改めて拒否。榛葉氏が参考人質疑を12日に行うよう要求したのを松山氏が受け入れた。同委の委員長は民進党の難波奨二氏で、民進党委員長の下での強引な委員会採決は困難とみて、自民側がいったん引いた。榛葉氏は会談後、記者団に「充実した参考人質疑をやりたい。そこから先は何も決まっていない」と述べ、自民側をけん制した。
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