安倍首相

改憲行程変えず 都議選「緩みに批判」

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毎日新聞のインタビューに答える安倍晋三首相=首相官邸で2017年7月3日午後5時14分、川田雅浩撮影
毎日新聞のインタビューに答える安倍晋三首相=首相官邸で2017年7月3日午後5時14分、川田雅浩撮影

首相官邸で毎日新聞のインタビュー

 安倍晋三首相は3日、首相官邸で毎日新聞のインタビューに応じ、今秋の臨時国会に自民党の憲法改正案を提出する方針は「変わっていない」と明言した。2日投開票された東京都議選で同党が惨敗し、首相の主導する改憲は難しくなったとの見方も与党内にあるが、首相は自衛隊を明記する「9条加憲」を進める決意を改めて示した。都議選の結果については「自民党に対する厳しい叱咤(しった)と受け止め、深く反省する」と述べた。

 都議選では学校法人「加計(かけ)学園」問題に加え、稲田朋美防衛相の失言などが政権の緩みと批判された。首相は「私自身、緩み、おごりと指摘される点はないのかと常に自らに言い聞かせてきたが、残念ながらさまざまな批判があった」と受け止めた。

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