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与野党席から怒号
「共謀罪」の成立要件を改め「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法を巡り、14日から15日朝まで断続的に開かれた参院本会議。与野党の議席からヤジが飛び交う荒れた雰囲気の中で進んだ。採決時には投票箱まで時間をかけてゆっくり進む「牛歩戦術」を取った野党議員3人の投票が「時間切れ」で認められないなど、波乱の中での成立となった。
与党が参院法務委員会での採決を省略する異例の「中間報告」を行って本会議での採決を強行したことに野党は一斉に反発。社民党の又市征治幹事長は本会議後「中間報告なんて形で強行採決するのは参院の自殺行為だ」と憤りをあらわにした。
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