米機密情報漏えい

イスラエル提供、露はイランに伝達か

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領がロシアのラブロフ外相らとホワイトハウスで会談した際に機密情報を漏らしたとされる問題で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、情報はイスラエルから提供されたものだったと報じた。イスラエルの同意なしにトランプ氏が情報を漏らしたとすれば、トランプ氏の同国初訪問を22日に控え、両国政府の信頼関係が損なわれる可能性もある。

 米主要メディアによると、機密情報は過激派組織「イスラム国」(IS)に関するもので、旅客機に持ち込んだノートパソコンを用いたテロ攻撃が計画されているという内容。ロシアがイスラエルと敵対関係にあるイランに情報を伝達した可能性も指摘されている。中東地域で広範な情報収集活動を展開するイスラエルが活動の中止や見直しを強いられれば、米国主導の対IS作戦にも影響が出る。

この記事は有料記事です。

残り467文字(全文829文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月