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創生相の問責否決 「共謀罪」「加計」攻防ヤマ場

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参院本会議で自身の問責決議案が与党などの反対多数で否決され、一礼する山本幸三地方創生担当相=国会内で2017年6月14日午前11時31分、川田雅浩撮影
参院本会議で自身の問責決議案が与党などの反対多数で否決され、一礼する山本幸三地方創生担当相=国会内で2017年6月14日午前11時31分、川田雅浩撮影

 「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を巡り、民進、共産両党が提出した金田勝年法相に対する問責決議案は14日午後の参院本会議で、与党の反対多数で否決される。自民、公明両党の幹事長らは14日午前、東京都内で会談し、18日までの会期内に同改正案を成立させる方針を確認した。野党は衆院に内閣不信任決議案を提出してさらに抵抗する構えで、与野党の攻防はヤマ場を迎える。

 学校法人「加計学園」(岡山市)による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画に関連し、民進党が提出した山本幸三地方創生担当相に対する問責決議案は14日午前の参院本会議で否決された。二つの問責決議案の否決を踏まえ、与党は15日の参院法務委員会で組織犯罪処罰法改正案を可決し、16日までに参院本会議で可決、成立させる方針だ。

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