米ホワイトハウス

「報復だ」排除されたメディアが反発

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定例記者会見を「懇談」に変更、参加メディアを選別

 【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領は24日、首都ワシントン近郊で開かれた保守系団体の集会で、「フェイク(偽)ニュースは人々の敵だ。私はフェイクニュース、それを流すメディアに反対している」などと改めてメディアを批判した。また、スパイサー大統領報道官はこの日、取材対応する場に、CNNテレビなど複数のメディアの参加を認めなかった。メディア側は「気に入らない記事への報復であることは明らか」(CNN)と反発し、対立が激化している。

 トランプ氏は「私はメディアや報道に反対しているのではなく、それに値するなら(自身にとって)良くない記事でも気にしない」と前置きしながらも、「フェイクニュース」という言葉を連発してメディアを批判。「フェイクニュースを流す人々は物語や情報源をでっち上げる」とし、「人物の実名を出せないなら、情報源として使用するのは許されるべきでない」と語り、匿名ではなく情報源を実名で示すよう繰り返し要求した。

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