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リオデジャネイロ五輪第14日の18日、レスリング女子の53キロ級で吉田沙保里(33)は決勝でヘレン・マルーリス(米国)に1−4で敗れ、4大会連続の金メダルを逃した。また、五輪と世界選手権をあわせた世界大会の連覇も16で止まった。
第1ピリオドから低い姿勢で相手の動きを見る吉田。タックルを仕掛けるがポイントにはつながらない。試合が動いたのは第2ピリオド。相手に背後を取られて逆転されると、試合終了まで勝利を信じて果敢に攻め込むが、最後まで相手を崩しきれなかった。
吉田は初戦の2回戦でアゼルバイジャンの選手に4−0、3回戦でセネガルの選手に9−0で、準決勝ではベネズエラの選手に6−0でそれぞれ判定勝ちしていた。今大会は日本選手団の主将も務め、金メダルへの期待が高まっていた。
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