北朝鮮

国連宇宙委にオブザーバー承認 人工衛星関心か

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 【ウィーンで三木幸治】宇宙活動の国際協力を議論する国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)の本委員会に、北朝鮮がオブザーバー参加を初めて申請し、承認されていた。複数の外交筋が明らかにした。申請理由は定かではないが、専門家からは、北朝鮮が情報収集目的などで人工衛星打ち上げを検討している可能性を指摘する声もある。

 北朝鮮がこれまで「人工衛星」打ち上げ名目で弾道ミサイルを複数回発射していることから、国際社会に対してミサイル発射を正当化する場として委員会を利用するのではとの懸念も広がっている。委員会は84カ国が加盟しており、ウィーンで6月7日から16日まで開催。関係者によると、北朝鮮の参加申請について米国、日本、英国など6カ国が強い懸念を表明し、ロシア、キューバが賛成した。

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