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1956年の日ソ共同宣言から60年となる今年、北方領土問題を含む平和条約締結に向けた動きが進展するのかに関心が高まっている。安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領はともに問題解決への積極姿勢を示し、年内に予定している2回の首脳会談で成果を得たい考えだ。だが、日露双方の思惑は交錯しており、着地点はまだ見えてこない。【影山哲也、前田洋平、モスクワ杉尾直哉】
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