提言「不安な個人、立ちすくむ国家」への不安(1)
経済産業省の若手官僚グループが5月18日、「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」というリポートを発表しました。
不安な個人、立ちすくむ国家
国際関係や経済・社会構造の変化、技術革新のなかで、少子高齢化が進む日本社会と個人がどのような新しい社会システムを採用すべきか、という政策提言です。そのベースには次のような問題意識があります。
「人類がこれまで経験したことがない変化に直面し、個人の生き方や価値観も急速に変化しつつあるにもかかわらず、日本の社会システムはちっとも変化できていない。なぜ日本は、大きな発想の転換や思い切った選択ができないままなのだろうか」(P9)
この記事は有料記事です。
残り2211文字(全文2534文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ