教員勤務実態調査
中学教諭、6割近くが「過労死ライン」
毎日新聞
2017/4/28 11:00(最終更新 4/28 13:00)
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校長や教頭など全ての職種で「教員の多忙化」改めて浮き彫り
2016年度の中学校教諭の1週間あたりの平均勤務時間は63時間18分で、10年前より5時間12分増えたことが、文部科学省の調査(速報値)で分かった。「過労死ライン」に達する週20時間以上の残業をした教諭が6割近くを占めた。土日の部活動の指導時間が10年前の2倍になったことなどが主な要因。小学校も含め、校長や教頭など全ての職種で勤務時間が増えており、「教員の多忙化」が進んでいることが改めて浮き彫りになった。
教員勤務実態調査は06年度以来。16年10~11月、全国の公立小中学校各400校の教員を対象に連続7日間の勤務状況などを尋ね、小学校397校の8951人、中学校399校の1万687人から回答を得た。
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