日露首脳会談

与党内にも落胆 二階氏「国民はがっかり」

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自民党の二階俊博幹事長=2016年12月5日、川田雅浩撮影
自民党の二階俊博幹事長=2016年12月5日、川田雅浩撮影

「どれもパッとしない」も 野党から「領土問題置き去り」

 15、16日の日露首脳会談に対しては、安倍晋三首相を支える与党でも評価する声は少なく、「国民の大半はがっかりしている」(二階俊博・自民党幹事長)などの落胆や不満が広がった。ロシアとの経済協力が進む一方、北方領土問題で期待されていた具体的な進展が見られなかったためで、野党からは「領土問題置き去り」などの批判が上がった。【飼手勇介、葛西大博】

 自民党の高村正彦副総裁は「北方四島の帰属について進展がなかったと言うが、まず経済協力をして、旧島民がさらに自由に墓参できるようにしたのは良かった」と語った。公明党の山口那津男代表も「首脳会談で一定の合意ができた。それ自体が大きな成果だ」と強調した。

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